ロルカナ第13弾「ヴァインズ・アタック!」サファイア注目カード

ロルカナ第13弾「ヴァインズ・アタック!」サファイア注目カード

2026年7月17日に発売された第13弾「ATTACK OF THE VINE! ヴァインズ・アタック!」(JA13、全245種)。今回はモンスターズ・インクやカールじいさんの空飛ぶ家、王様の剣といった作品から登場したサファイアインクの注目カードをピックアップし、スタッツと効果、そして環境での立ち位置を解説していく。

2026年7月17日に発売された第13弾「ATTACK OF THE VINE! ヴァインズ・アタック!」(JA13、全245種)。今回はモンスターズ・インクやカールじいさんの空飛ぶ家、王様の剣といった作品から登場したサファイアインクの注目カードをピックアップし、スタッツと効果、そして環境での立ち位置を解説していく。本稿の各カードのスタッツ・効果テキストは、Ink-Parkチームが保有する公式カードデータベース(全弾の日本語カードテキストを収録したスプレッドシート)で裏取り済みの内容に更新している。

マーリン【未来を幻視する者】《JA13 146/207》

マーリン【未来を幻視する者】《JA13 146/207》の画像

スタッツ:コスト4/攻撃力1/意志力4/ロア値2/レアリティ:レア/サファイア・キャラクター(インク不可) 分類:ドリームボーン、導き手、魔法使い

効果:

強み・使いどころ:4コストのボ���ィとしては打点(攻撃力1)は控えめだが、プレイ時のドロー効果でアドバンテージを稼げる。さらに退場後もデッキボトムに自ら戻る「循環」効果を持つため、同名カードを引き直して再利用しやすいのが特徴。

コンボ考察:デッキの一番下を触る効果はドローソースを増やすアーキタイプ(コントロール/ロングゲーム)と相性がよい。サファイアの「インクウェル参照」系カード(ブーやウォーターヌースなど)と組み合わせ、じっくり手札・インク差をつけるロングゲームプランの一角として機能しそうだ。

クアッカージャック【おかしなおもちゃ職人】《JA13 147/207》

クアッカージャック【おかしなおもちゃ職人】《JA13 147/207》の画像

スタッツ:コスト5/攻撃力2/意志力4/ロア値2/レアリティ:レジェンダリー/サファイア・キャラクター(インク不可) 分類:ストーリーボーン、スーパー、ヴィランズ、発明家

効果「反安全設計」:このキャラクターをプレイしたとき、またはこれがクエストするたびに、あなたのデッキの上からカードを4枚捨て札に置く。キャラクター1体を選び、この方法であなたの捨て札に置かれたアイテム・カードと同じ数のダメージを与えてもよい。

強み・使いどころ:プレイ時とクエスト時の両方でデッキを掘り進めながら除去も狙える攻防一体の性能。デッキにアイテムを多く積むほど除去性能が跳ね上がるため、構築次第で最大4点の除去が飛んでくる爆発力を秘める。

コンボ考察:アイテム比率を上げたサファイア主体の「アイテムシナジー」デッキで真価を発揮する。クローゼットへのポ���タル(後述)のようなアイテムを多投する構築と特に噛み合いやすく、デッキを掘りながら盤面処理までこなせる。

ブー【人間の子ども】《JA13 160/207》

ブー【人間の子ども】《JA13 160/207》の画像

スタッツ:コスト1/攻撃力0/意志力3/ロア値1/レアリティ:レア/サファイア・キャラクター(インク可) 分類:ストーリーボーン、ヒーロー

効果「おもいでいっぱい」:あなたのインクウェルにカードが5枚以上ある間、このキャラクターは+2ロアされる。

強み・使いどころ:1コストの小型キャラながら、条件を満たせば実質ロア値3のクエスターに化ける。序盤は壁・インク要員として運用し、ゲームが進行してインクが貯まった中盤以降は一気に稼ぎ頭へと変貌する、緩急のあるカード。

コンボ考察:サファイア自体が「インクウェルの枚数」を参照するギミックを複数持つインク(本稿のウォーターヌースも同系統)であるため、あえてインクを多めに使うプレイスタイルと好相性。序盤から素直にインクしていくだけで自然と条件を満たせるので、特別なコンボを組まなくても腐りにくいのが魅力。

チャールズ・マンツ【鳥憑かれた冒険家】《JA13 162/207》

チャールズ・マンツ【鳥憑かれた冒険家】《JA13 162/207》の画像

スタッツ:コスト4/攻撃力3/意志力4/ロア値2/レアリティ:スーパーレア/サファイア・キャラクター(インク可) 分類:ストーリーボーン、ヴィランズ、発明家

効果:

強み・使いどころ:『カールじいさんの空飛ぶ家』の悪役マンツが、鳥(ケヴィン)を執拗に追い求める設定そのままにカード化。アイテムを絡めたデッキトップ操作と、クエスト時の一発逆転(ケヴィンヒットで+3ロア)を兼ね備える。

コンボ考察:クアッカージャック同様アイテム密度の高い構築と好相性。アイテムを多くプレイするほどデッキトップを操作する回数が増え、クエスト時の「ケヴィン」ヒット率にも間接的に絡んでくる(トップを整えられるため)。

ウォーターヌース【最高経営責任者】《JA13 163/207》/《JA13 220/207・エピック》

ウォーターヌース【最高経営責任者】《JA13 163/207》の画像

スタッツ:コスト6/攻撃力5/意志力5/ロア値2/レアリティ:レア(163/207)、エピック(220/207・同一性能の特別仕様版)/サファイア・キャラクター(インク不可) 分類:ストーリーボーン、ヴィランズ、モンスター

効果「最終損益」:あなたのインクウェルにあるカードが各対戦相手より多い間、このキャラクターは+2ロアされ、魔除を得る(対戦相手はチャレンジ以外で魔除を持つあなたのキャラクターを選べない)。

強み・使いどころ:条件を満たせばロア値4相当かつ魔除付きという、除去耐性と得点力を兼ね備えた完成度の高いカード。素の5/5というスタッツもこのコスト帯なら及第点で、条件未達でも殴り要員として機能する。

コンボ考察:ブーと同じ「インクウェル枚数」参照型のため、インクを惜しまず使う構築との相性が抜群。マーリンのようなドロー系カードで手札を整えつつ、終盤にウォーターヌースを着地させる「じっくり型」のサファイアデッキの完成形イメージが見えてくる一枚。

用事はどっさり!《JA13 168/207》

用事はどっさり!《JA13 168/207》の画像

スタッツ:コスト3/タイプ:アクション(歌)/レアリティ:コモン

効果:(コスト3以上のキャラクターはエグザートすることでこの歌をコストを支払わずに歌える。)アイテム1つかロケーション1つを選び、それのプレイヤーのインクウェルにエグザートかつ裏向きで置く。

強み・使いどころ:歌特性を持つため、コスト3以上のキャラクターがいれば実質無料でプレイできるアクション。相手の強力なアイテムやロケーションを強制的にインクウェル送りにできる、事実上の「除去+時間差ハンデス」カードだ。

コンボ考察:クローゼットへのポータルのような強力なアイテム・ロケーションが増えている環境において、相手の要のアイテム/ロケーションをピンポイントで無力化できる貴重な回答手段になり得る。

クローゼットへのポータル《JA13 170/207》

クローゼットへのポータル《JA13 170/207》の画像

スタッツ:コスト4/タイプ:アイテム/レアリティ:スーパーレア/サファイア

効果:

強み・使いどころ:デッキトップ3枚から高コストカードまで踏����倒�����る強力な「開封」効果を持つ。使用後は自分のインクウェルに自身が入る一種の自己回収付きなので、インク基盤を痛めずに使い切れるのも優秀。

コンボ考察:クアッカージャックやチャールズ・マンツの「アイテムをプレイするたび」系トリガーと極めて好相性で、これ自体のプレイでもトリガーを起動できる。コスト6以下という射程の広さから、ウォーターヌースなど大型キャラクターの踏み倒し先としても機能し得る。

総括:JA13サファイアインクの評価と環境への影響

今回ピックアップしたカードを俯瞰すると、JA13のサファイアインクは「インクウェルを参照する」効果(ブー、ウォーターヌース)と「アイテムを絡めたデッキ操作・除去」効果(クアッカージャック、チャールズ・マンツ、クローゼットへのポータル)という2つの軸が明確に打ち出さ��ている印象を受ける。前者はインクを惜しみなく使うロングゲーム型の構築を後押しし、後者はアイテム密度を高めた構築でシナジーを最大化するデザインだ。

全体として、JA13のサファイアは奇抜な新機軸を打ち出すというより、既存の得意分野(インク差・アイテム操作)を丁寧に深掘りする弾という評価になる。

著者: ロルカナ博士

他の記事