
ロルカナでは、プレイヤー自身がイルミニアーズと呼ばれる魔法使いという設定になっている。魔法のインクでディズニーキャラクターをグリマーとして呼び出し、ロルカナの世界を旅しながらロアを集めていく。
「召喚する」ではなく「インクで描き出す」。この世界観が、カードのイラストにも能力名にも一貫して流れている。
勝ち:自分のロアが20に達する。これが基本の勝ち筋だ。
負け:デッキが尽きること。ただしここは要注意で、2026年5月のルール改定で条件が変わっている。公式FAQはこう説明している。
0枚になっただけではまだ負けません!デッキが0枚のまま、自分のターンを終了したときに負けます。
以前は「0枚のデッキから引こうとした時点で負け」だった。古い解説記事や、それを読んで覚えた人の説明とは食い違うので、ここは新しい方で覚えておきたい。
インクとは、アンバー/アメジスト/エメラルド/ルビー/サファイア/スティールの6色。公式FAQは「それぞれ異なる特徴を持っており、さまざまな組み合わせでデッキを組むことができます」と説明している。
最初は構築済みのスタートデッキ(990円・カード60枚入り)を買うのが早い。組む必要がないので、買ったその日から遊べる。
ゲーム開始時は7枚を引き、1回だけいらないカードを入れ替えられる(マリガン)。手札の上限枚数はない。
場にはデッキ、捨て札、キャラクターやアイテムを置くフィールド、そしてコスト源になるインクウェルという区画がある。置き場所を示したプレイシートは、公式サイトからPDFで無料ダウンロードできる。
そしてロルカナで最初に覚えるべきは、カードの2つの状態だ。
クエストもチャレンジも、歌を歌うのも、カードを横向きに倒す(エグザートする)ことで実行する。盤面が縦か横かを見れば、誰がまだ動けるのかがひと目で分かる。
公式の「遊んでみよう!」ページでは、カードを5種類に分けて説明している。
| 種類 | できること |
|---|---|
| キャラクター | クエストやチャレンジができる。特殊な能力を持つものもいる |
| アイテム | プレイすると場に留まり、そのゲーム中ずっと特別な能力を発揮する |
| アクション | 1回だけ効果を発揮し、使用後は捨て札に置かれる |
| 歌 | 特殊なアクション。インク・コストを支払わずにプレイすることも可能 |
| ロケーション | プレイすると場に留まる。プレイヤーに特別な能力を授ける |
「歌」はアクションの一種だが、インクを払わずにキャラクターをエグザートして歌わせるという独自の出し方があるため、公式でも別枠で紹介されている。
スタートフェイズは3ステップ。
メインフェイズが本番だ。公式は、ここでできることを6つ挙げている。順番は自由。
最後にエンドフェイズでターン終了時の効果を処理し、相手に手番を渡す。
手札を1枚、裏向きでインクウェルに置く。これが1枚=1インクとなり、カードをプレイするコストの支払い源になる。置けるのはカードの左上にインクの雫マークがあるものだけだ。
ここに初心者が知っておくと得をするルールが3つある。
そして、一度インクウェルに置いたカードは自分のものでも表側を見られない。何を置いたか忘れないように注意したい。
クエストは、キャラクターをエグザートしてロアを得る行動。カードに書かれたロア値の分だけロアが増える。ロルカナで点を取る方法はこれだけだ。
チャレンジは、自分のキャラクターで相手のキャラクターを攻撃する行動。攻撃できるのはエグザート状態(横向き)の相手キャラクターだけ。つまり「クエストしてロアを稼いだ直後のキャラクター」が狙われやすい。攻めるか、守りに残すか。この読み合いがロルカナの中心にある。
そして最重要の制約が一つ。
1体のキャラクターは、1ターンにクエストかチャレンジのどちらかを1回しかできない。
両方はできないし、2回もできない。初心者が最もつまずくポイントだ。
なお、複数のキャラクターで同じ相手を殴ることはできるが、同時ではなく1体ずつ順番に行う。相手キャラクターはチャレンジのたびに、こちらへ攻撃力ぶんのダメージを返してくる。
これを知らないと、初戦でほぼ確実に間違える。
場に出したばかりのキャラクターは、そのターンは何もできない。 クエストもチャレンジも、歌を歌うためのエグザートも不可。公式FAQは「クエストやチャレンジ、歌を歌うためのエグザートは、インクが乾いた状態のカードでしかできない」と説明している。
例外は突進というキーワード能力を持つキャラクター。ただし突進で許されるのはチャレンジだけで、出したターンにクエストや歌はできない。
ちなみにアイテムは違う。出したターンからすぐ能力を使える。
歌カードは、そのコスト以上のコストを持つキャラクターを1体エグザートすることで、インクを一切払わずにプレイできる。
注意点は、キャラクターのコストが足りないときにその差額をインクで補うことはできないこと。「コスト5の歌を、コスト4のキャラ+インク1で歌う」はできない。歌うか、普通にインクで払うか、どちらかだ。
これだけ握っておけば、スタートデッキ同士の対戦は最後まで成立する。細かいルールは総合ルールに書かれているが、公式自身が「総合ルールは上級者向けで、初心者は紹介動画を見るのがおすすめ」と案内している。まずは1戦、回してみるのが一番早い。
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