ロルカナの教え方|家族や友達に30分で遊べるようになってもらうコツ

ロルカナの教え方|家族や友達に30分で遊べるようになってもらうコツ

ディズニー・ロルカナが面白くて、家族や友達も誘いたい。けれど、いざ教えようとすると言葉に詰まってしまう——そんな経験はないでしょうか。

「インクウェルに置いて、これがコストになって、あ、でもこのカードはインクがないから置けなくて……」と話しているうちに、相手の目が泳ぎ始める。カードゲームの布教でいちばんよくある失敗です。

この記事では、ロルカナの教え方を30分の時間配分に落とし込んで紹介します。公式が実施している初心者向け体験会の進め方を土台にしているので、実績のある手順です。

ロルカナの教え方で、いちばんやってはいけないこと

先に、避けるべきことをひとつだけ。

最初に全部説明しないでください。

ロルカナには覚えることがそれなりにあります。カードは5種類、キーワード能力は13種類、フェイズは3つ。これを座学で最初に流し込むと、たいていの人は途中で興味を失います。

公式が開催している初心者向け講習会も、この順番を取っていません。用語をいくつか説明したら、あとは貸出デッキを使って実際に手を動かしてもらうという設計になっています。しかも所要時間は1時間。カードゲーム未経験の人が、1時間で対戦できるようになる前提で組まれているわけです。

家庭で教えるなら、30分あれば足ります。

ロルカナの教え方|30分の時間配分

まず全体像です。

時間やること伝えること
0〜5分勝ち方だけ伝えるロアを20集めたら勝ち
5〜10分用語を3つだけ渡すロア/インク/エグザート
10〜15分場を作るプレイシートを敷いて配置を見せる
15〜30分1戦だけ、一緒に回す残りは遊びながら都度説明

説明にあてるのは、最初の15分だけ。後半は実戦です。

【0〜5分】勝ち方だけ先に伝える

最初に言うべきことは、ルールではなくゴールです。

「キャラクターを出して冒険に行かせると、ロアっていう点が入る。先に20点取ったほうが勝ち」

これだけで構いません。ゴールが分かると、そのあとの説明が「そのための手段」として頭に入ります。逆にゴールを知らないまま操作を教わっても、何のためにやっているのか分からず記憶に残りません。

【5〜10分】覚えてもらう用語は3つだけ

この段階で渡す言葉は、次の3つに絞ってください。

「グリマー」「イルミニアーズ」「バッグ」といった言葉も存在しますが、初戦では不要です。知らなくても対戦は成立します。

キーワード能力の説明も、この時点では飛ばして構いません。カードに説明文が印刷されているので、出てきたときに一緒に読めば済みます。

【10〜15分】プレイシートを敷いて、場を作る

ここでプレイシートの出番です。デッキ、捨て札、フィールド、インクウェルの位置が印刷された台紙で、公式サイトからPDFで無料ダウンロードできます。

初心者がつまずくのは、実はルールより先に「どこに何を置くか」です。カードを手にしたまま固まってしまう。プレイシートを敷いておけば、この段階が丸ごと消えます。印刷して用意しておくだけの手間なので、教える側の準備としては費用対効果が最も高い一手です。

デッキをシャッフルして、7枚配って、置き場所を確認する。ここまでで15分です。

【15〜30分】1戦だけ、一緒に手を動かす

残りは実戦です。説明に戻らず、ゲームを進めてください。

ルールの細部は、その場面が来たときに説明すれば十分です。「あ、出したばかりのキャラは動けないんだ」「横向きの相手しか殴れないんだよ」——実際に手が止まった瞬間に伝えたほうが、100倍覚えます。

教えるときの3つのコツ

最初の3ターンは、声に出して実況する

自分のターンを黙って処理しないでください。

「じゃあインクに1枚置いて、2インクだからこのキャラを出して……このキャラは出したばかりだから今回は動けない。ターン終わり」

こう実況しながら進めると、相手は手順を目と耳で追えます。3ターンも見せれば、たいてい真似できるようになります。

途中でルールを足さない

初戦の途中で「あ、そういえばこういうルールもあって」と付け足すのは避けたほうが賢明です。情報が増えるほど、相手の処理が追いつかなくなります。

多少ルールを間違えたまま進んでも、初戦なら構いません。まず1戦を最後まで終えることのほうが、正確さより大事です。

勝たせにいかない、でも本気も出さない

これは編集部としての意見ですが、初戦でわざと負けるのはおすすめしません。「気を遣われた」と伝わると、次に誘いにくくなります。

かといって本気で20ロアを取り切るのも考えものです。相手が何度かクエストできて、チャレンジも1回は成功するくらいの展開になると、ゲームの面白さがひととおり伝わります。

相手別|こんなときどう教える?

TCGがまったく初めての人には

用語をカタカナのまま使わず、いったん日本語に置き換えてあげると入りやすくなります。「エグザート」は「横向きにする」、「クエスト」は「冒険に行かせる」といった具合です。

正式名称は、遊びながら自然に覚えてもらえば構いません。

子どもと遊ぶなら

ロルカナの対象年齢は8才以上です。この年齢を目安に考えてください。

進行を助けるなら、ロアの数を数える係を大人が引き受けるとスムーズです。ロアは20まで数えるので、そこで手が止まると流れが切れてしまいます。

ルールの説明が苦手なら「パックラッシュ」から

説明そのものが苦手な方には、パックラッシュという遊び方があります。

各自でブースターパックを3個開封し、出たカードを裏向きのままシャッフルしてデッキにする——という簡易ルールです。デッキ構築の話を一切しなくて済むうえ、次のように短時間で終わる設計になっています。

パックを開ける楽しさが最初に来るので、掴みとしても優秀です。1人あたり3パック(約990円)かかりますが、「デッキを買う前にまず体験してもらう」用途にはよく合います。

教える側が用意しておくもの

当日までに揃えておきたいものは、多くありません。

スタートデッキにはルール解説カードも1枚入っているので、教える側が事前に目を通しておくと安心です。

公式の無料ルール講習会という選択肢

自分で教えるのが不安なら、公式に任せてしまう手もあります。

公式はカードショップや大型イベントで、貸出デッキつきの無料ルール講習会を開催しています。カードを1枚も持っていない状態で、手ぶらで参加できます。教える側も一緒に参加すれば、教え方そのものを見学できるという利点もあります。

開催中のものは、公式サイトのイベント検索から探せます。また「ロルカナ交流会」というカジュアルなイベントもあり、こちらは対戦ごとにデッキを変えてもよいなど、初めての人が参加しやすい設計になっています。

公式YouTubeにも、これから始める人の疑問に運営チームが答える動画が公開されています。事前に一緒に観ておくと、当日の説明がぐっと短く済みます。

ロルカナの教え方でよくある質問

Q. どのくらいで遊べるようになりますか?

公式の初心者向け講習会は1時間で組まれています。家庭で1対1なら、30分あれば1戦を終えられます。

Q. デッキは何を用意すればいいですか?

スタートデッキ2つがおすすめです。攻めるタイプと捌くタイプで性格が違うので、別々のものを選ぶと対戦として噛み合います。

Q. キーワード能力は先に説明したほうがいいですか?

不要です。カードに説明文が印刷されているので、出てきたときに一緒に読めば済みます。

Q. 子どもでも遊べますか?

対象年齢は8才以上です。ロ��を数える係を大人が引き受けると、進行がスムーズになります。

Q. 初戦でルールを間違えてしまいました

問題ありません。まず1戦を最後まで終えることのほうが大事です。正確さは2戦目以降で構いません。

まとめ|ロルカナの教え方は「説明15分、実戦15分」

ロルカナは、公式が初心者を迎え入れる仕組みを丁寧に作っているゲームです。無料のプレイシート、990円のスタートデッキ、手ぶらで参加できる講習会。教える側が身構える必要は、あまりありません。

まずは30分、隣に座ってもらうところから始めてみてください。

著者: ロルカナ博士

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