新しいパックを買ったあと、いちばん迷うのは「この箱の中身だけで形になるデッキは組めるのか」というところだと思います。手持ちの古いカードを混ぜれば強くはなります。ただ、それだと新しいカードの何が面白いのかが分かりません。
新しいパックを買ったあと、いちばん迷うのは「この箱の中身だけで形になるデッキは組めるのか」というところだと思います。手持ちの古いカードを混ぜれば強くはなります。ただ、それだと新しいカードの何が面白いのかが分かりません。
その疑問に、公式が4本まとめて答えを出しています。2026年10月16日、「ハイペリアシティ」の発売と同じ日に、収録カードだけで作れるデッキの紹介記事が4本公開されました。公式ニュース一覧でこの日の掲載を全件見ても、この種のコラムは4本で全部です。この記事では、その4本に書かれている採用カードと立ち回りの芯だけを取り出して並べます。カードの能力について書くのは、4本のコラムに文章で書かれている範囲だけです。
4本はどれも「『ハイペリアシティ』収録カードだけで作れる!」という同じ見出しで始まり、テーマだけが違います。ズートピア、王様の剣、ベイマックス、リメンバー・ミーの4作品です。読み比べると、同じパック1つから4通りの勝ち筋が引けるように作られているのが分かります。ロアを押し込む型、インクを増やす型、捨て札を使う型と、触り心地がかなり違います。
ジュディとニックの相棒関係をそのままデッキにした、速度重視の構築です。公式が挙げている採用カードは《ジュディ・ホップス-お助け警官》《クロウハウザー-交通安全係》《ジュディ・ホップス-用心深い警官》《ニック・ワイルド-警官のお助け》《ニック・ワイルド-おもちゃの寄付の受付担当》《エリサ・マーザ-仕事熱心な刑事》《ライオンハート-現職市長》。
立ち回りは素直です。1コストの《ジュディ・ホップス-お助け警官》から始め、2コスト・3コストへとつなげて、毎ターン誰かを出し続けます。並べた低コストは《クロウハウザー-交通安全係》の護衛で守ります。《ジュディ・ホップス-用心深い警官》は相手の大型に触れますが、対象は攻撃力5以上に限られていて、《ニック・ワイルド-警官のお助け》の支援でその範囲を広げる、という組み立てです。最後は《ライオンハート-現職市長》で場を押し上げ、20ロアに手を伸ばします。
こちらはハイペリアシティ急行に乗って街を移動する、という趣旨の構築。採用カードは《アルキメデス-伝書フクロウ》《マーリン-底なしの好奇心》《ハイペリアシティ急行》《マーリンの工房店-魔法マーケット》《中央駅-交通ハブ》《アーサー-馬上槍試合の騎士》《シア・カーン-カーン産業CEO》《HIGITUS FIGITUS》《マーリン-インク・ドロップ細工師》《マダム・ミム-やりくり上手なトリックスター》《カーン産業-グリーンウェイの名所》です。
序盤はアルキメデスとマーリンでインク・ドロップを溜め、1ターン目に《ハイペリアシティ急行》を置くのが理想。急行が出たあとは、新しく出したキャラクターを《マーリンの工房店-魔法マーケット》や《中央駅-交通ハブ》へ移動させてインクを得ます。終盤は溜めたインクで《マダム・ミム-やりくり上手なトリックスター》へ。場が流されても《カーン産業-グリーンウェイの名所》がロアを稼ぎ続けます。
新要素のインク・ドロップを正面から使う構築です。《ハニー・レモン-極限への挑戦》の能力で《試作ケミボール》や《閃光ケミボール》を捨て札に送り、インク・ドロップを集めます。ハニー・レモンが手元に無いときは《ベイマックス-ラボのロボ》でアイテムを並べて代わりにします。溜まったら《ハニー・レモン-独創的な研究者》や《ベイマックス-ハイボルテージ》といった大型を早めに出す、という流れ。
対処役も決まっていて、インクが伸びたら《アリエル-非日常の収集家》、終盤は《シア・カーン-冷酷非情の実業家》と《ABOVE THE CROWD》。回避能力には《ヒロ・ハマダ-多才な発明家》、ロケーションには《フレッド-怪獣大強襲!》を当てる形です。
4本の中で、いちばん作品の筋をそのまま追っているのがこれです。1ターン目に《リヴェラ家の写真》と《ヘクター・リヴェラ-街角の音楽家》を置いて捨て札を作るのを優先し、《お別れだけど》を歌ってさらに増やします。《ミゲル・リヴェラ-街角の音楽家》は捨て札に歌カードがあると歌声3になります。
捨て札が貯まったら、場のキャラクターの歌声の合計が6以上になったところで《リメンバー・ミー》を歌い、捨て札のキャラクターを場へ戻す。戻す先として《ヘクター・リヴェラ-世界に届いた歌》や《パワーライン-ミリオン・スター》が挙げられています。場が空になっても《死者の国-マリーゴールドの橋》でロアを取れる、という保険まで書かれています。
4本はどれも「このパックだけで動く」ことを優先した構築なので、強さの比較はされていません。選ぶ手がかりになるのは枚数と動きの素直さです。ズートピアは挙げられているカードが7枚といちばん少なく、低コストから順に出すだけで形になります。逆に王様の剣とリメンバー・ミーは11枚・12枚で、移動や歌という手順が1つ増えます。最初の1つなら、ズートピアかベイマックスが触りやすいはずです。
なお、公式サイトでは「ハイペリアシティ」と「ハイぺリアシティ」の2通りの表記が使われています。検索しても出てこないときは、もう一方で試してみてください。
カードの能力文そのものは未確認です。この記事に書いた能力の説明は、4本のコラムに文章で書かれている内容だけで、カード検索の能力文と1字ずつ突き合わせたものではありません。各デッキの枚数構成(何を何枚入れるか)、価格、封入率、そして4つのデッキが大会でどこまで通用するかも、公式コラムには書かれていないため未確認です。カードの正式な能力文は公式のカード検索で確認してください。
| 記載した主張 | 区分 | ティア | 出典 | 確認日 |
|---|---|---|---|---|
| 「ハイぺリアシティ」は10月16日(金)発売予定と公式商品ニュースが告知。同ニュースは2026年10月7日公開で、商品名を「ハイぺリアシティ」と表記している | 確定 | A(公式ニュース) | takaratomy.co.jp/products/disneylorcana/news/products/117302/ | 2026-10-19 |
| 公式コラム「『ハイペリアシティ』収録カードだけで作れる!バディで事件解決!「ズートピア」デッキ」は2026年10月16日公開。採用カードは《ジュディ・ホップス-お助け警官》《クロウハウザー-交通安全係》《ジュディ・ホップス-用心深い警官》《ニック・ワイルド-警官のお助け》《ニック・ワイルド-おもちゃの寄付の受付担当》《エリサ・マーザ-仕事熱心な刑事》《ライオンハート-現職市長》の7枚。クロウハウザーの護衛で低コストを守り、用心深い警官は攻撃力5以上を対象とし、ライオンハートで20ロアを目指すと記載 | 確定 | A(公式コラム) | takaratomy.co.jp/products/disneylorcana/news/column/128377/ | 2026-10-19 |
| 公式コラム「『ハイペリアシティ』収録カードだけで作れる!ハイペリアシティ観光はいかが?「王様の剣」デッキ」は2026年10月16日公開。採用カードは《アルキメデス-伝書フクロウ》《マーリン-底なしの好奇心》《ハイペリアシティ急行》《マーリンの工房店-魔法マーケット》《中央駅-交通ハブ》《アーサー-馬上槍試合の騎士》《シア・カーン-カーン産業CEO》《HIGITUS FIGITUS》《マーリン-インク・ドロップ細工師》《マダム・ミム-やりくり上手なトリックスター》《カーン産業-グリーンウェイの名所》の11枚。1ターン目に急行を置き、ロケーションへの移動でインクを得て、終盤にマダム・ミムとカーン産業を使うと記載 | 確定 | A(公式コラム) | takaratomy.co.jp/products/disneylorcana/news/column/128370/ | 2026-10-19 |
| 公式コラム「『ハイペリアシティ』収録カードだけで作れる!新発明!インク・ドロップ大活用!「ベイマックス」デッキ」は2026年10月16日公開。採用カードは《ハニー・レモン-極限への挑戦》《試作ケミボール》《閃光ケミボール》《ベイマックス-ラボのロボ》《ハニー・レモン-独創的な研究者》《ベイマックス-ハイボルテージ》《アリエル-非日常の収集家》《シア・カーン-冷酷非情の実業家》《ABOVE THE CROWD》《ヒロ・ハマダ-多才な発明家》《フレッド-怪獣大強襲!》の11枚。ケミボールを捨て札に送ってインク・ドロップを集め、回避能力にはヒロ・ハマダ、ロケーションにはフレッドを当てると記載 | 確定 | A(公式コラム) | takaratomy.co.jp/products/disneylorcana/news/column/128360/ | 2026-10-19 |
| 公式コラム「『ハイペリアシティ』収録カードだけで作れる!音楽はいつまでも!「リメンバー・ミー」デッキ」は2026年10月16日公開。採用カードは《リヴェラ家の写真》《ヘクター・リヴェラ-街角の音楽家》《ミゲル・リヴェラ-街角の音楽家》《お別れだけど》《エルネスト・デラクルス-百万人の大スター》《ヘクター・リヴェラ-俺はバラバラ》《リメンバー・ミー》《ヘクター・リヴェラ-世界に届いた歌》《パワーライン-ミリオン・スター》《死者の国-マリーゴールドの橋》《ご先祖様のギター》《エルネスト・デラクルス-手段選ばぬ音楽家》の12枚。ミゲルは捨て札に歌カードがあると歌声3、場の歌声の合計6以上で《リメンバー・ミー》を歌うと記載 | 確定 | A(公式コラム) | takaratomy.co.jp/products/disneylorcana/news/column/128309/ | 2026-10-19 |
| 公式ニュース一覧で2026年10月16日付の掲載は7件あり、「『ハイペリアシティ』収録カードだけで作れる!」で始まるコラムはこの4本のみ(同日の残り3件はイベント2件とアンケート1件) | 確定 | A(公式ニュース一覧) | takaratomy.co.jp/products/disneylorcana/news/ | 2026-10-19 |
| 公式サイト上で「ハイペリアシティ」と「ハイぺリアシティ」の2通りの表記が併存している(コラム4本は前者、商品ニュース117302と同日のアンケート告知は後者) | 確定 | A(公式) | 上記5ページを突き合わせ | 2026-10-19 |
| 本記事の確認日は2026年10月19日。公式コラム4本と商品ニュースを同日に再確認した | 確定 | A(公式) | takaratomy.co.jp/products/disneylorcana/news/ | 2026-10-19 |
| 各デッキの枚数構成・価格・封入率・大会での通用度 | 未確認 | ― | 公式コラムに記載なし | 2026-10-19 |
| カードの能力文の逐語表記 | 未確認 | ― | 公式カード検索はJS描画のため本文取得に至らず | 2026-10-19 |
著者: 外部投稿
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