ディズニー ロルカナ(Disney Lorcana)を遊んでいて、いちばん手が止まるのは「この能力、やらなくてもいいの?」という場面ではないでしょうか。カードに書かれた指示には、やるかどうかを選べるものと、始めたら最後ま…
ディズニー ロルカナ(Disney Lorcana)を遊んでいて、いちばん手が止まるのは「この能力、やらなくてもいいの?」という場面ではないでしょうか。カードに書かれた指示には、やるかどうかを選べるものと、始めたら最後までやりきらなければならないものが混ざっています。
この境界は、公式サイトの「ルール・Q&A」内にある「カードQ&A」で1件ずつ答えが出ています。掲載は検索結果で389件、1ページ20件で並んでいます。この記事では、そのうち11ページ目と12ページ目にある6件を取り上げます。いずれも「カードに書かれた指示のどこに選択の余地があるのか」という同じ問いに属する裁定です。
なお、この記事で使う「必ずやる」「やらなくてよい」という言い方は、裁定の内容を読みやすく整理するためのものです。公式の裁定文にこうした用語が置かれているわけではありません。
まず、能力を使うかどうかは選べないのに、効果の大きさは自分で決められるパターンです。「使わない」と「0にする」が別のことだと分かると、見通しがよくなります。
公式の質問は「ターンの開始時にダメージを取り除かないことはできますか?」というもの。答えは「はい」です。ただし理由が大事で、公式は「“用心犬”を使わないことは選べませんが、取り除くダメージの量は0〜3の間で自由に選べます」と答えています。
つまり能力自体は必ず使います。そのうえで量として0を選ぶので、結果だけ見ると何も起きません。相手の除去を誘いたいときなど、あえて0を選ぶ判断ができる、ということです。
こちらは「選んだ対戦相手の捨て札にカードがある場合、捨て札からカードを1枚以上デッキに加えてシャッフルする必要がありますか?」という質問。答えは「いいえ」で、公式は「デッキに加える枚数は0〜3枚の間で自由に選べますので、0枚にできます」としています。
相手の捨て札を戻してあげたくない場面は当然あります。カードに数の幅が書かれているときは、その下限まで選べると考えてよい、という裁定です。
反対に、一度その道に進んだら、一部だけつまみ食いはできないパターンもあります。
コスト2以下のキャラクターを2枚公開したとき、そのうち1枚だけを手札に入れられるか。公式の答えは「いいえ」です。「“ピンピンしてる!”でカードを手札に加えることを選んだ場合は、コスト2以下のキャラクターをすべて手札に加えなければなりません」と書かれています。
手札に加えるかどうかは選べるのに、加えると決めた後の枚数は選べません。前節の0〜3とは逆向きの作りになっています。
自分の場に《ジャファー》がいればカードを2枚引き、《ジーニー》がいればコスト4以下のキャラクター1体を手札に戻す、という能力です。公式は、どちらの行動についても「プレイヤーにはやらない選択肢は無く」、両方のキャラクターがいる場合は「必ず両方を行う」と答えています。あわせて、《ジャファー》が2体以上いても引く枚数は変わらないことも示されています。
自分に不利になる盤面でも、条件が揃っていれば行動は発生します。出す順番を考えるときに効いてくる裁定です。
最後は、選ぶ相手がいないのに効果が通るパターンです。「選べないなら何も起きない」と考えてしまいがちなところです。
「プレイしたときに選んだキャラクターがクエストしたときだけロアを得ますか?」という質問に、公式は「いいえ」と答えています。「プレイしたときにはキャラクターを選ぶ必要はありません」とされ、自分のどのキャラクターであっても、このカードを使った後にクエストするたびロアを1つ得ます。
選ぶ手順がそもそも無いので、場にキャラクターが1体もいないタイミングで使っても効果は残ります。
対戦相手のキャラクターを効果で選べない状況でも、自分のキャラクターへの<果敢>+2は与えられるのか。公式の答えは「はい」です。前半部分で選べる対戦相手のキャラクターがいない場合、その部分はキャラクターをエグザートすることなく終了し、「その場合でも効果の後半部分では通常通り行われます」と書かれています。
前半が空振りしても後半は生きます。<果敢>そのものの説明は、公開記事『キーワード能力13種を一気に理解する』と、公式カードQ&Aの<果敢>の項にゆずります。
| 裁定 | どこに選択の余地があるか |
|---|---|
| 《プルート-万全の番犬》“用心犬” | 能力を使わないことは選べない。取り除く量は0〜3から選べる |
| 《私を呼んでる》 | デッキに加える枚数は0〜3から選べる。0枚でよい |
| 《ラッキー-15番目の子犬》“ピンピンしてる!” | 加えると選んだら、コスト2以下のキャラクターはすべて加える |
| 《魔法のランプ》“善か悪か” | やらない選択肢は無い。両方いれば必ず両方行う |
| 《99匹わんちゃん大行進》 | プレイしたときにキャラクターを選ぶ必要がない |
| 《土壇場の奮闘》 | 前半で選べる相手がいなくても、後半は通常通り行われる |
並べてみると、迷ったときに見る場所は1つです。カードに数の幅が書かれているか、「選ぶ」と書かれているか。幅があれば下限を選べ、「選ぶ」手順が無ければ選ぶ相手がいなくても効果は進みます。
手が止まった経験のある方は、この6件だけ頭に入れておいてください。似た書き方のカードに当たったとき、公式のどの項を探せばいいかが分かります。
| 記載した主張 | 区分 | ティア | 出典 | 確認日 |
|---|---|---|---|---|
| 公式「カードQ&A」の掲載は検索結果で389件、1ページ20件 | 確定 | A(日本語版公式) | 公式 ルール・Q&A/カードQ&A /rule-faq/qa/ | 2026-11-02 |
| 《プルート-万全の番犬》“用心犬”は使わないことは選べないが、取り除く量は0〜3から自由に選べる(2025.05.09更新) | 確定 | A(日本語版公式) | 公式 カードQ&A 11ページ目 /rule-faq/qa/page/11/ | 2026-11-02 |
| 《ラッキー-15番目の子犬》“ピンピンしてる!”は手札に加えることを選んだ場合、コスト2以下のキャラクターをすべて加えなければならない(2025.05.09更新) | 確定 | A(日本語版公式) | 公式 カードQ&A 11ページ目 /rule-faq/qa/page/11/ | 2026-11-02 |
| 《99匹わんちゃん大行進》はプレイしたときにキャラクターを選ぶ必要がなく、以後どのキャラクターでもクエストするたびロアを1つ得る(2025.07.11更新) | 確定 | A(日本語版公式) | 公式 カードQ&A 11ページ目 /rule-faq/qa/page/11/ | 2026-11-02 |
| 《私を呼んでる》でデッキに加える枚数は0〜3枚から自由に選べ、0枚にできる(2025.05.09更新) | 確定 | A(日本語版公式) | 公式 カードQ&A 12ページ目 /rule-faq/qa/page/12/ | 2026-11-02 |
| 《土壇場の奮闘》は前半で選べる対戦相手のキャラクターがいない場合でも、後半の自分のキャラクターへの<果敢>+2は通常通り行われる(2025.05.09更新) | 確定 | A(日本語版公式) | 公式 カードQ&A 12ページ目 /rule-faq/qa/page/12/ | 2026-11-02 |
| 《魔法のランプ》“善か悪か”はやらない選択肢が無く、《ジャファー》と《ジーニー》の両方がいれば必ず両方行う。《ジャファー》が2体以上でも引く枚数は変わらない(2025.05.09更新) | 確定 | A(日本語版公式) | 公式 カードQ&A 12ページ目 /rule-faq/qa/page/12/ | 2026-11-02 |
| キーワード能力<果敢>についての裁定が公式カードQ&A 12ページ目に掲載されている(2025.05.09更新) | 確定 | A(日本語版公式) | 公式 カードQ&A 12ページ目 /rule-faq/qa/page/12/ | 2026-11-02 |
| 各カードの能力全文・攻撃力・意志力・ロア値・���アリティ・作家名 | 未確認 | ― | ―(本文で「未確認」と明記) | 2026-11-02 |
| これらの裁定が収録されているカードの弾 | 未確認 | ― | ―(公式が明示していないため記載せず) | 2026-11-02 |
出典はいずれも公式サイトの「ルール・Q&A」内のカードQ&Aです。ページ送りの形式が変わる場合は /rule-faq/qa/ から入ってください。
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